森ビル、5つのヒルズを連動させた「CHRISTMAS HILLS 2026」開催 六本木ヒルズのマーケットは20回目
森ビルは11月5日から、六本木ヒルズ、麻布台ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、表参道ヒルズ、アークヒルズの5つのヒルズを連動させたクリスマス企画を昨年に続き展開する。今年は六本木ヒルズの老舗「クリスマスマーケット」が20回目の節目を迎える。年末商戦に向け、各ヒルズの高級ブティック売場への集客を左右する催しだ。
森ビルは9月30日付の発表で、六本木ヒルズ、麻布台ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、表参道ヒルズ、アークヒルズの5つのヒルズを連動させたクリスマス企画「CHRISTMAS HILLS 2026」を、昨年に引き続き今年も開催すると発表した。11月5日にスタートする六本木ヒルズの「けやき坂イルミネーション」を皮切りに、約400メートル続くけやき坂通りを“SNOW&BLUE”のテーマで彩り、ほとんどの会場で12月25日まで続く。
各ヒルズが独自のプログラムを展開

各ヒルズはそれぞれ独自のプログラムを展開しつつ、共通のキービジュアルで統一感を出す。今年のビジュアルは日本デザインセンターの三澤デザイン研究室が手掛け、イラストはメキシコシティを拠点とするアーティスト、ダニエル・バレット氏が担当、キーメッセージは「Bi, Bi, Di, Bo, Bi, Di, You.」。六本木ヒルズでは、66プラザと毛利庭園のイルミネーション(いずれも11月13日から)、ウェストウォークのクリスマスツリー装飾に加え、目玉企画として今年で20回目を迎える「六本木ヒルズ クリスマスマーケット」を11月21日から12月25日まで開催する。ドイツの伝統菓子店「ケーテ・ウォルファルト」を含む10店舗が出店し、ドイツのクリスマスマーケットを再現するという。
麻布台ヒルズでは11月21日から12月25日まで、中央広場のアーチ型ゲートを囲んで物販4店舗・飲食15店舗の計19店舗が並ぶ「麻布台ヒルズ クリスマスマーケット2026」を開催する。虎ノ門ヒルズは「COSMIC HOLIDAY」をテーマに11月12日から12月25日まで展開し、11月24日からはステーションアトリウムで複数の生木ツリーを使った「THE WONDER OF CHRISTMAS」を設置予定。表参道ヒルズは神宮前交差点から表参道交差点にかけてのケヤキ並木を12月1日から25日まで(予定)点灯し、アークヒルズはアーク・カラヤン広場のクリスマスツリーを11月7日から12月25日まで(予定)展示するほか、毎週開催の「ヒルズマルシェ」や「赤坂蚤の市」もクリスマス仕様にするという。
5つのヒルズ共通の施策として、11月12日から12月25日までクリスマスグルメ・ギフトの販売を各館で実施するほか、六本木ヒルズと麻布台ヒルズでは12月1日から、1年後に届くメッセージカードを送る恒例企画「wish a wish」を再び展開する。さらに期間中、5つのヒルズのうち異なる3つで1会計1,000円以上買い物をするとスタンプがたまり、ヒルズ内で使える1,000円分クーポンがもらえるスタンプラリーも実施する――ヒルズ同士を回遊させるための仕掛けだ。
各ヒルズに連なる数多くのメゾン系ブティックにとって、この企画は単なる装飾ではなく、年末最大の贈答シーズンに向けた回遊型の集客装置として機能する。とりわけ3つのヒルズをまたいで消費を促すスタンプラリーは、一つの会場のイルミネーションやマーケットに引き寄せられた客を、別の会場での購買へとつなげようとする狙いを持つ。